見落とし

現代人が過剰に軽視している(意識されなさすぎている)こと。①「無駄」や「遊び」。。。目的のない時間、非生産的な活動、寄り道が軽視されがち。本当は創造性や余白、偶然の出会いはこういう中から生まれやすい。散歩、落書き、おしゃべり、意味のない読書、昼寝、空想。②「身体性」や「五感の感受性」。。。デジタルな刺激(視覚・聴覚中心)に偏り、触覚・嗅覚・味覚・身体感覚は軽視されがち。「風のにおい」「湿度」「手触り」「重さ」など、身体を通じた感知力が衰えやすい。五感の鈍化は、人生の豊かさの鈍化につながる。③「自然」とのつながり。。。人工物に囲まれた生活の中で、自然のリズム・四季・太陽や月・動植物との共生感覚が意識されにくい。「生かされている」という感覚、「自然の一部」という謙虚さを忘れがち。④「人間関係の深度(時間をかけて築く信頼)」。。。SNSでは「広く浅く」「速くつながる」が主流で、「ゆっくりと深まる人間関係」が軽視されがち。時間をかけて育む信頼や、ぶつかり合いの中で育つ理解が希薄になりやすい。⑤「死」や「老い」への向き合い。。。「若さ・元気・現役」がもてはやされる一方で、老い・衰え・死は避けるべきものとして遠ざけられがち。死や老いを見つめることは、生を豊かに深く味わうための土台。⑥「手間」や「時間の蓄積」。。。テクノロジーでなんでも時短される中で、手間や長期的努力、待つことの価値が見落とされやすい。手作業、家庭料理、手紙などに宿る「時間の層」が軽視されがち。⑦「沈黙」や「間」。。。会話でもSNSでも、常に何か言わなければ/反応しなければならないという空気。言葉にしない共感、間の美学、沈黙の共有などが後回しになっている。⑧「問い続ける力」。。。明快な「答え」や「正解」を求めすぎて、曖昧なまま問い続ける態度が軽んじられがち。哲学、宗教、アート的感性、あるいは人類史を見渡すような大きな視点は、いずれも「人間らしさ」や「生きている実感」に深く関わる要素であるにもかかわらず、便利さ・効率・見た目重視の現代社会では、軽視されがち。

【今日の1日】晴。5時半起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。ゴミ捨て-昼食-ホームセンター-ゴルフ練習-植木屋。阪神タイガース観戦。夕食。(一言)阪神、オリックスを3タテ!

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか by 今井むつみ・秋田喜美

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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