人間の心は複雑だ。落とし穴に留意しながら前進する必要がある。
落とし穴。まず、生身の身体の状況の影響を受ける。「食事(そもそも鉄分が不足すると推進力の素であるドーパミンが生成されない)+睡眠+運動(思考偏重ではネガティブに偏る傾向=ネガティブバイアス)」を適切に行わないと動きが悪い。加えて、季節の変わり目等、気温差によって不調になることが多い。また、各種ストレスによって動きが悪くなる。ストレスの多くは人間関係に起因すると言われている。脳が150人程度の平等的で密接な環境での狩猟採集生活を想定しているとすると、現代文明社会の人間関係は規模が大きく複雑で(=いろいろな仮面をかぶって生活している)ストレスは当然の帰結だ。さらに、自分の心が自分自身を縛ることがあるので要注意だ。ブッダの言う「第二の矢」を受けると(=目の前の現実に過去の後悔と未来に対する不安という無駄な意味付けをわざわざ作り出して)悩みや苦しみの原因を作ってしまい集中力が削がれる。その上に、「二の矢」には増幅機能があり、ネガティブな感情・意識にはネガティブなものが集まってくる(ポジティブな感情・意識にはポジティブなものが集まってくる)。ネガティブな言葉を自らが発するとパワーが削がれることにも注意が必要だ。
落とし穴に留意した上で前進策。自らの根源にある生きるためにチャレンジする力(動物として動いて成長・チャンスをつかもうとしており、ワクワク感が得られること、また、時々仮面をとって素の自分自身と向き合う時間を)を大切にする。タスクリストを書き出し、脳の記憶負担を軽減する(経験則で言うと書くと実現しやすい)。タスクリスト記載事項を、可能であれば、他者を絡めて(とりあえず)着手する(不思議と着手さえすればどうにか事態は動いていくことが多い)。自分や他者に対して主体的でポジティブな言葉で語りかける(ネガティブな言葉や「やらされ感」のある言葉は前向きなパワーを削ぐので極力使わない)。タスクリスト記載事項が完了したら消込達成感を脳と共有する(タスクリストが長大にならないように留意する。また、先延ばし癖がつかないようにする)。人間には、自らの根源に生きるためにチャレンジする力がある一方で、生存をより確実に確保するためにブレーキ機能(無駄なことをさせないように飽きさせたり、期日がなければ無理しないようにさせたりする等)もあることにも留意。
【今日の1日/晴】5時半床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。庭メンテ。朝食。ジム-昼食-映画-買物。夕食。就寝。(一言)本日のブログは、思いのほかよくできている!?
【短期目標=足元】まずは身体のことを考え、動きながら考える。大きなグランドデザイン+目的軸を意識しながら今に集中する(不用意に、過去・将来に思いを馳せない)。「第一の矢」(潜在意識→感情→顕在意識)は受けるが「第二の矢」(過去・将来に無駄な意味づけ)は受けない。結果として「心の平穏+生きる推進」および「人間≒脳≒心」に対する洞察を得る。「知識+技能+道具+思考+協調=世界観+生活=習慣」を意識。予定=期日は推進ツールとして重要。【中期目標=日次】INPUT⇔OUTPUTの好循環→ブログコンテンツ蓄積↑(言語力)。箱根峠宅の庭構築・利用↑(空間力)。家計認識・運営↑(数字力)。【長期目標=年単位】人生の結章:ブログ→「卒サラ@還暦してわかった人間≒脳≒心! 人類学と脳科学の知見で世界観を作ってみた」を出版(内省力、科学的知見を梃子に人間を哲学する)。ファミリーツリー運営+自然と共生/神道・神社で自然のパワーを認識。【メモ=死を知っているのは人間だけ】70才まで9年弱、80才まで19年弱、90歳まで29年弱(初孫28才)、100才まで39年弱。