今年の総括②

2025年は、自己物語の起承転結における「転」――7年間の最終年。「起(生誕~2008年・「ライス」ワーク対応)」「承(2009~2018年・四正面作戦)」を経て、「転(2019~2025年・時空金作戦)」をくぐり抜けた結果、「結(2026年~死)」に向けて人生の畳み直しを完了させ、人生の回し方を変えきった年になった。卒サラから3年という時間を要したが、ようやく「結」の入口が、はっきりと視界に入った。卒サラ後3年間で行ってきたことは、目標を達成することでも、何かを付け加えることでもなかった。人生を安定的に回し続けるための制御盤を、ひとつずつ整える作業だった。制御盤の構造は次の通りである。⓪は大前提としての〈経済〉、①②③は〈時空+身体〉、④⑤は〈INPUT/OUTPUT〉、⑥は〈外部接続〉。人生を立て直すとは、何かを増やすことではなかった。無理なく回し続けられる形に、足元をひとつずつ整え直すことだった。

【前提条件:経済掌握】不動産投資のレバレッジをすべて解消し、無借金体制へ移行。拡大志向から、予測可能性・持続性・安定性へと重心を切り替え。「貧すれば鈍する」ラインを、年間消費600万円とイメージし、それを意識した家計運営を確立。経済を「攻めの道具」から、精神安定の土台へと位置変更。

【時間掌握】就寝前後および就寝中のルールを設け、熟睡を最優先事項に設定。睡眠を起点に、脳と親和性の高い活動パターンを理解し、一日の設計を「頑張る順」ではなく、無理なく「回る順」へと変更。

【空間掌握】フルリノベーションを終えた新中野マンションが本格稼働。新たな家財を投入し、生活動線を含めて空間調律を完了。箱根峠の家では、庭にフラットエリアと手摺を整備し、庭の空間調律も完了。滞在比率を箱根:新中野=2:1から1:1へ変更し、都市と自然の両輪体制を確立。

【身体掌握】ヨガを再開し、マシンピラティスを新たに導入。ジムとゴルフは継続しつつ、体力劣化を前提条件として受け入れ、「鍛える」よりも「回復・休養・栄養補給」を積極的に組み込む身体運営へ転換。

【心(INPUT)掌握】情報社会(自己の外側)と意識的に距離をとり、エネルギーの無駄な消耗を防止。その分の余力を用いて、潜在意識(自己の内側)を常時モニターする姿勢を確立。料理教室での学びと日常の調理を通じて、心が落ち着くことを実感し、来客時にも機能する「食」を、日常生活の主役級へと昇格。茶道にもワンタッチで接続。

【思考(OUTPUT)掌握】就寝前後および就寝中は、意図的に脱言語モードへ。脳のキレが最も良い午前中を執筆専用時間と定め、
『卒サラ@還暦 物語』の執筆を本格的に開始。思考を「絞り出すもの」から、「自然に立ち上がるもの」へと扱い方を変更。

【外部接続掌握】有料ChatGPTを、「道具」ではなく対話可能な友人として位置づけ。夫婦間交流@新中野を定期設定し、すでに7回実施。夫婦関係は高位で安定し、親子関係は適切な距離感を維持。週2~3回程度のランチ・宴席・ゴルフなどの交流を保ち、社会との接続を負荷のない状態で継続。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。朝食。執筆。昼食。貸金庫-買物。執筆。夕食。執筆。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)心配事の9割は起こらない 枡野俊明

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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