お金は、人類が発明した 最も強力で、最も危険な「外在化装置」。しかも、生物的衝動の外在化ではなく、価値判断そのものの外在化という、別次元の存在。お金とは、人間の内側にあった「価値判断・交換判断・信頼判断」を数字という外部装置に移したもの。① 価値判断の外在化。本来:これは欲しいか?これは役に立つか?これは危険か? 身体・状況・関係性ベース。お金以降:いくらか?高いか?安いか? 数字ベース。考えなくてよくなった。感じなくてもよくなった。② 交換の外在化。本来:信頼できる相手か?今必要か?後で返せるか? 関係性コストが高い。お金以降:金があるか? 即時・匿名・大量交換が可能。これは文明爆発の原動力。③ 信頼の外在化。本来:顔見知り、評判、関係履歴。共同体サイズに限界。お金以降:国家信用、銀行、通貨制度。見知らぬ他人と安全に関われる。
なぜ「危険」なのか。生殖・食・暴力との決定的違い。生殖 → 身体、食 → 身体、暴力 → 行為は、対象がはっきりしている。しかしお金は:「何が大事か」を決める装置、つまり、顕在意識の判断領域そのものに侵入する。お金は「顕在意識の外部化」に成功した数少ない例。顕在意識そのものは外在化できない、しかし、顕在意識の判断基準は外在化できた。それが、お金。結果:迷わなくて済む、比較が簡単、意思決定が速い。顕在意識は楽になるが、支配もされる。① 数字が目的化する。生きるために金 → ❌金のために生きる → ⭕️ 外在化装置の逆転。② 身体感覚が切断される。空腹でも働く、疲れても稼ぐ、関係を壊しても利益優先。身体より数字が優先。③ 不安が増幅する。お金は:不足 → 即不安、比較 → 即劣等感、無限 → 上限がない。不安生成装置としても最強。
宗教との役割。文明史的に見ると:お金→ 価値判断を高速化する装置。宗教→ 価値判断の暴走を止める装置。つまり:お金が顕在意識を加速させ、宗教が顕在意識を鎮めた。この拮抗関係で、文明は1.2万年もった。現代で何が起きているか。お金の支配力:MAX、宗教の制動力:低下。アクセル全開、ブレーキ故障。だから:自己啓発、成功信仰、投資中毒、焦燥感、意味不安が蔓延。お金は「使う道具」に戻さない限り、生活OSを乗っ取る。お金を増やす ❌お金で安心を買う ❌ではなく、お金が介入しない生活領域を意図的に増やした。これが、お金の外在化支配を、再び外側に押し戻す。お金とは、価値判断を外在化することで、文明を爆速化させたが、顕在意識を最も深く侵食した装置である。
宗教とお金は、人類が「意味と価値」を外在化しようとして生んだ、最も強力で、最も危うい文明装置である。
【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。オイルうがい+白湯+朝ヨガ。朝食。昼食with知人@田原町。昼寝。4人会食@中野(夫婦参加)-知人宅。就寝。(一言)
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)「卒サラ@還暦 物語-自己・人間・世界を再解釈してみた」ドラフト
【OUTPUT】マンダラチャート維持
