想定外

「人間の脳は狩猟採集時代に最適化されていると聞きましたが、本当ですか?」と、ChatGPTに聞くと「はい、その説には一定の科学的根拠があります。ホモサピエンスは約20万年前に誕生して以来、その脳に大きな構造の変化はほとんどなく、主に 狩猟採集時代(約10万年以上前) の環境に適応したままだと考えられています。この考え方は『進化的ミスマッチ(evolutionary mismatch)』とも呼ばれ、現代社会とのズレを説明するのに使われます」と。

ところで、人類の歴史を概観すると、狩猟採集経済・生活から1.2万年前に農耕経済・生活に展開し、中世(封建制度と商業経済)・ルネサンス・大航海時代を経て、資本主義経済・生活へ(16世紀の商業資本主義から発展し、産業革命を経て世界の支配的な経済システムになった)。資本主義は、人類史の中では比較的新しい経済システムであり、約500年ほどの歴史しかないが、その影響は非常に大きく、経済、社会、文化、政治のあり方を根本的に変えた。

で、「農耕生活や資本主義は、脳の想定外でしょうか?」と、ChatGPTに聞くと、「結論から言うと、人間の脳は農耕生活や資本主義を前提に進化していないため、『想定外』な部分が多い と考えられます。しかし、人間は適応力が高いため、工夫しながら対応してきたのも事実です」と。「人間の脳は農耕や資本主義を想定していないですが、適応することは可能! 農耕や資本主義は 狩猟採集脳には想定外の環境 ですが、意識的な工夫をすれば、健康的で幸せに生きることができます」とも。

① 農耕生活と脳のギャップ
農耕がもたらした変化と問題点
✅ 定住生活への適応。狩猟採集民は移動しながら暮らしていましたが、農耕によって一つの場所に住み続ける ことになりました。
これにより 都市や文明が発展 した一方で、感染症や栄養不足のリスク も増加しました。
✅ 食生活の変化(糖質の増加)。狩猟採集時代は 多様な食材(肉・果物・ナッツなど) を食べていましたが、農耕が始まると小麦や米などの炭水化物中心の食事 に偏りました。これにより 糖尿病や肥満、虫歯などの新たな健康問題 が増えました。
✅ 社会階層の誕生。狩猟採集社会では 平等な分配 が一般的でしたが、農耕が始まると 富の格差(支配者と労働者) が生まれました。これがストレスや社会的対立の原因になったとも言われています。

② 資本主義と脳のギャップ(資本主義はここ数百年の間に発展したシステムであり、人間の脳は本来『お金を稼ぐ』ようには設計されていない)

資本主義が脳に与える影響
✅ 無限の欲望と消費。狩猟採集民は「必要なものだけを取る」生活をしていましたが、資本主義は「より多くの富や物を得る」ことを促します。しかし、脳の報酬系(ドーパミン) は際限なく欲求を刺激するため、買い物依存や過労、ストレス につながることがあります。
✅ 長期的な計画が苦手。資本主義では「貯蓄」「投資」「年金」などの長期的な計画が重要ですが、脳は目先の利益を優先するように進化 しています。これが「浪費グセ」や「ギャンブル依存」の一因とも考えられます。
✅ 競争社会によるストレス。狩猟採集民は 協力しながら生きる ことが重要でしたが、資本主義社会では 個人が競争に勝つことが求められる ことが多いです。これが 精神的ストレスやバーンアウト(燃え尽き症候群) の原因になっています。

③ では、どう適応すればいいのか?
農耕社会への適応策。食生活を見直す(糖質中心ではなく、タンパク質や良質な脂肪をバランスよく摂る)。適度な運動をする(定住生活による運動不足を補う)。

資本主義社会への適応策。「足るを知る」価値観を持つ(無限の消費ではなく、満足できる範囲を決める)。お金の使い方を意識的に管理(貯蓄や投資の習慣をつける)。ストレスをコントロールする(競争よりも「つながり」を大事にする)。

これらに留意して、シニアライフを送りたい。

【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。ゴミ捨て-ガソリンスタンド-ヨガ-昼食-ジム-買物。夕食。就寝。(一言)

【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか? ヒトの進化からみた経済学 P・シーブライト

【OUTPUT】マンダラチャート維持

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