人の脳は、農業革命→科学革命(1.2万年)の急激な変化に進化的についていけず、狩猟採集時代(250万年)のままと言われている。当時の狩猟は我々のイメージする狩猟(一方的に人間が動物を射止めるイメージ)とは違う。人は「狩るか狩られるか」のぎりぎりの線上にいた。実際、発掘された当時の骨を見ると結構傷があり、獲物との壮絶な戦いが確認できるらしい。また、傷を負っても最大150人程度のコミュニティーの中で助け合っていたことも確認できるらしい。現代を生きる人間の脳は、「狩るか狩られるか」の高生存リスクイメージの中に生きている(=リスク管理/アラームの観点から過去・将来にわたりネガティブな情報が脳内に満ちている)。現実社会では、生存を脅かすリスクは相当程度低く、そのギャップ(ネガティブな情報が必要以上に脳内で発生する/心配事の98%は実現しない)の扱いが人間にとって大きな課題なのだ。
【今日1日】4時起床。家事一般。朝食。情報by新聞・TV。SNS受発信。散歩。郵便局-農園(打ち合わせ)。移動準備。箱根峠-海老名SA-新中野。買物。夕食。 (一言)箱根峠では自然に向かい、新中野では社会に向かう。