「失敗の本質」(1984年)で有名な野中郁次郎一橋大学名誉教授が1月25日に亡くなった。「空気の支配、縦割り組織、異質性の排除、不都合情報の隠蔽。一言で言えば、成功体験への過剰適応だ。過去の成功から脱却できず、むしろ過度に適応しすぎて内外環境の変化に対応できない。それを表現した。」「人間とは、未来志向で意味をつくる動的主体であり、他者との関係性のなかで人になる。つまり、資本を生み出す存在が人間なのだ。」「経営とは人の営為にほかならず、創造性の源泉である野性を解放、錬磨する人間くさい作業だ。」「日本企業の失われた30年の元凶は、プランニング(計画)、アナリシス(分析)、コンプライアンス(法令順守)の3つの過剰こそ真因。」「(株式時価総額が大きい)米テック企業と比べ、知の体系に差がある。我々はなぜ存在するのか。存在目的を果たすのにどんな知の体系が必要かをイノベーティブな米企業の経営者は深く考え、構想できている。」なるほど。
【今日の1日】晴。5時起床。家事一般。情報by新聞・TV。サイト運営。SNS受発信。朝食。リノベ追加作業。昼食。長男宅PL@目黒-買物@荻窪。買物。6人宴席@神田。就寝。(一言)
【INPUT】(日経新聞) (WSJ) (YouTube)(読書)殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか? ヒトの進化からみた経済学 P・シーブライト
【OUTPUT】マンダラチャート維持。
