日本人は総じて細部化・微に入り細に入りが好きだ。それが、繊細な文化・感性の源だろう。世界に誇るべきものがある。一方で、その逆方向のBig Picture/鳥瞰図/大局観/俯瞰も同時に持たないとバランスが悪い。
例えば、今の日本の仏教は、各宗派が微に入り細に入り状態で、ブッダの教えから、相当程度遊離している。リバランスが必要だろう。実際、最近のネットで仏教関係の発信はブッダの言動に基づくものが多くなっており、納得感があるものが結構ある。しかし、各宗派が主張していることは、(私にとっては)何を言っているのか正直よくわからないものが多い。ブッダの言動に立ち返り再整理!
違う例では、人は日常生活という詳細に注力しすぎて、人類史をあまり知らない/人間についてあまり理解していないことが挙げられる。私自身、卒サラ@還暦で時間的余裕ができたところで、知的興味が向かった先は「人間とは?」であり、そのためには「人類史」を学ぶ必要があることに気づき、そのポイントは「脳」であると気が付いた。一定の知見を積み上げたが、その辺りをしっかり押さえないと、「世界観・人間観・人生観」など、絵に描いた餅であることを痛感した。人類史(=脳の発展)の知見に基づく人間理解!
【今日の1日】6時半起床。家事一般。ブログ書き。情報by新聞・TV。10mTV。買物-昼食-ジム。大河ドラマ鑑賞。夕食。(一言)上腕・肩打撲が間もなく完治か!?