最近、こんなことを思う。 人は、自分のためだけには、案外動かない。ところが、人のためなら動ける。 もちろん、いつもそうだという話ではない。ただ、自分の日常を振り返ってみると、この傾向はかなり強いように思う。自分ひとりなら… 続きを読む 意志vs関係
投稿者: 中野はこね
完結と循環
最近、妻との暮らしを見ていて、ひとつ面白いことに気づいた。家事を、ひとりで最初から最後まで完結することが少なくなってきた。たとえば、私があることを少しやる。それを見た妻が、その続きを少し進める。しばらくして私がそれに気づ… 続きを読む 完結と循環
組織
組織は、人間を少し変形させる 最近、ふと思った。組織というものは、文明の産物なのだ。会社、役所、学校、軍隊、病院。現代社会は無数の組織によって動いている。考えてみれば、これはものすごい発明である。何百人、何千人、場合によ… 続きを読む 組織
観光vs日常
シンガポールに滞在していて、ふと気づいた。 DoingとBeing。意志で動かすことと、状態をつくること。観光することと、日常生活をすること。 一見すると別々の話だが、どうもこれらは、かなり同じ構造をしている。 観光はD… 続きを読む 観光vs日常
圧縮
言葉も、概念も、構造も、すべて圧縮技術だった SNSをあまり見ない。それでも時々読むと、意外なことに気づく。長い文章を書ける人が、結構多い。日常の出来事、旅行、仕事、家族、自分の考え。かなりの長文を、普通の人がすらすらと… 続きを読む 圧縮
価値観
76歳のフランス人の知人を見ていて、最近いろいろ考える。彼は奥さんと死別して20年以上になる。言動を見ていると、76歳になった今でも性欲はあるように感じる。最初は単純に、「20年以上、一人で性欲をどうしてきたのだろう」と… 続きを読む 価値観
バッター
バッターは、いつ考えているのか――思考は身体反応の「準備者」である プロ野球のバッターを見ていると、とても考えて打っているように見える。相手投手の球種、配球、癖、カウント、走者の有無、守備位置。打席には、判断しなければな… 続きを読む バッター
思考の向き
場所を変えると、思考の矢印が外を向く シンガポールに滞在していて、ふと気づいた。思考が自分に向かっていない。東京や箱根にいるとき、私は結構いろいろなことを考えている。 これからどう生きるか。今の生活はこれでいいのか。身体… 続きを読む 思考の向き
酒
シンガポールでは、なぜか酒を飲みたいと思わない― 欲求は「自分」だけから生まれているのか シンガポールで生活していて、不思議なことに気づいた。アルコールを飲みたいと思わない。別に禁酒をしているわけではない。「健康のために… 続きを読む 酒
心が重くなる
心が重くなるのは、循環が閉じていないとき 心が重くなるのは、どのようなときだろう。失敗したとき。人間関係がうまくいかないとき。将来が不安なとき。身体が疲れているとき。理由はいろいろある。しかし、もう少し構造的に捉えると、… 続きを読む 心が重くなる