なぜ人間は「自分」を見てしまうのか 最近、「思考とは何か」を考えているうちに、ひとつ面白い問題にぶつかった。人間は、なぜこれほど自分のことを考えるのだろう。目の前に現実がある。人がいる。景色がある。仕事がある。食べ物があ… 続きを読む 自分のことを考え続ける
ブログ
自己モデル
朝食を作っただけなのに、「私」の物語が更新されていた 今朝、朝食を作って食べた。そのとき、ふと思った。私はいったい何をしていたのだろう。生命体として見れば、実に単純なことである。 腹が減った。食材があった。料理した。食べ… 続きを読む 自己モデル
9・11
「9・11」から25年。あと25年生きれば89歳。 今日、2026年9月11日。「9・11」から、ちょうど25年が経った。実はあのとき、私はニューヨーク勤務だった。オフィスはマンハッタンのミッドタウンにあった。だから直接… 続きを読む 9・11
意志vs関係
最近、こんなことを思う。 人は、自分のためだけには、案外動かない。ところが、人のためなら動ける。 もちろん、いつもそうだという話ではない。ただ、自分の日常を振り返ってみると、この傾向はかなり強いように思う。自分ひとりなら… 続きを読む 意志vs関係
完結と循環
最近、妻との暮らしを見ていて、ひとつ面白いことに気づいた。家事を、ひとりで最初から最後まで完結することが少なくなってきた。たとえば、私があることを少しやる。それを見た妻が、その続きを少し進める。しばらくして私がそれに気づ… 続きを読む 完結と循環
組織
組織は、人間を少し変形させる 最近、ふと思った。組織というものは、文明の産物なのだ。会社、役所、学校、軍隊、病院。現代社会は無数の組織によって動いている。考えてみれば、これはものすごい発明である。何百人、何千人、場合によ… 続きを読む 組織
観光vs日常
シンガポールに滞在していて、ふと気づいた。 DoingとBeing。意志で動かすことと、状態をつくること。観光することと、日常生活をすること。 一見すると別々の話だが、どうもこれらは、かなり同じ構造をしている。 観光はD… 続きを読む 観光vs日常
圧縮
言葉も、概念も、構造も、すべて圧縮技術だった SNSをあまり見ない。それでも時々読むと、意外なことに気づく。長い文章を書ける人が、結構多い。日常の出来事、旅行、仕事、家族、自分の考え。かなりの長文を、普通の人がすらすらと… 続きを読む 圧縮
価値観
76歳のフランス人の知人を見ていて、最近いろいろ考える。彼は奥さんと死別して20年以上になる。言動を見ていると、76歳になった今でも性欲はあるように感じる。最初は単純に、「20年以上、一人で性欲をどうしてきたのだろう」と… 続きを読む 価値観
バッター
バッターは、いつ考えているのか――思考は身体反応の「準備者」である プロ野球のバッターを見ていると、とても考えて打っているように見える。相手投手の球種、配球、癖、カウント、走者の有無、守備位置。打席には、判断しなければな… 続きを読む バッター